それぞれの作詞作曲 個性と協調のはざまで。

 

― MISAKIの作曲風景について ―

REI:

「MISAKIの曲作りって、たぶんみんなが想像してるよりずっと地道なんだよね。
いきなりメロディが降ってくるタイプじゃなくて、同じコードを何回も弾き直して、“今の違うな…”って一人でずっとやってる。」

「アコギ抱えてる時の集中力、ちょっと異常。
話しかけると、3秒くらい遅れて“え?”って返ってくるから。完全に中で鳴ってる音を追いかけてる感じ。」


AYA:

「うん、あれはね、もう職人。
リズムがズレてるとかじゃなくて、“気持ちがハマってない”って理由でやり直すんだよ。こっちは“え、今よくない?”って思ってるのに。」

「でもさ、ああやって机に向かってる時間が長いから、最終的にちゃんと芯がある曲になるんだよね。
ふわっとしてるようで、実は一番頑固。」


REI:

「あと地味に、コード進行ちょっと攻めてるよね。
あの落ち着いた顔で、急に転調するからびっくりする。」


AYA:

「そうそう。“優しそうな顔してえぐいことする人”って感じ。
でも、だからバンドっぽくなるんだと思う。」


― REIの作曲風景について ―

MISAKI:

「REIって、デジタルの人って思われがちだけど、最初は絶対ギターだよね。
パソコンより先に、必ず弾いてる。」

「コードを鳴らして、ちょっと間を置いて、また鳴らして。
その“間”をすごく大事にしてる感じする。」


AYA:

「うん。あれは完全に耳で作ってる。
ツールはあとから整理するために使ってるだけ。」

「一回ギターで形にしてから、
“じゃあこれをどう最短距離で仕上げるか”ってモードに入る。」


MISAKI:

「そうそう。
パソコン触り出すと急に早いんだよね。
さっきまで悩んでたのに、配置は一瞬で決まる。」


AYA:

「たぶん、もう頭の中で完成してるんだよ。
デジタルは確認作業みたいなもん。」

「リズムマシンも、叩いて遊んでるっていうより、
“この曲に必要な脈拍を正確に置く”って感じ。」


MISAKI:

「だから冷たい感じはしないんだよね。
ちゃんと人の手で始まってるから。」


AYA:

「うん。
REIはアナログで火をつけて、デジタルで燃やし広げるタイプ。」


REI:
「AYA、今めちゃくちゃ睨んでますけど、あれ完全に“言葉探してる顔”なんですよ。俺とMISAKIが作ったメロに、どういう景色の歌詞を乗せるか考えてる時って、だいたいああなるんですよね。」

MISAKI:
「うん。AYAって、メロディに対して“言葉をはめる”っていうより、“その曲の主人公を作る”タイプなんですよ。だから、たぶん今も“この曲って誰の気持ちなんだろう”ってところから考えてると思います。」

REI:
「今回の曲は、先に俺たちがギターで作ったデモがあったじゃないですか。で、それをAYAに渡したら“ちょっと待って、これ物語必要だね”って言って、ずっとノート見てるんですよ。」

MISAKI:
「でも逆の時もありますよね。AYAが先に詩を書いて、“これ曲つけてみて”って渡してくる時もあるし。だから作詞と作曲は分業なんだけど、順番は毎回違うんですよね。」

REI:
「そうそう。今回は完全に“作曲先行パターン”。だからAYAが今、夏休みの宿題みたいな顔して追い込まれてるわけです。」

MISAKI:
「でも、あの状態から急に書き始めるんですよね。“あ、見つけた”って顔して。一行目が出たらすごく早いんです。」

REI:
「だから今は…ちょっと静かにしておいた方がいいですね。たぶん、あと数分でノートにすごい勢いで書き始めますよ。」



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